最近「べらぼう」というNHKの大河ドラマを見たのですが、これが面白かったです。
NHKの紹介文を転載しますので、興味があれば、皆さんもぜひ!
吉原の貸本屋から始まり、“江戸のメディア王”として時代の寵児となった“蔦重(つたじゅう)”こと蔦屋重三郎。天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期に、喜多川歌麿、山東京伝、葛飾北斎といった浮世絵師や作家などの才能を見いだした蔦重の波乱万丈の生涯を描く。作:森下佳子。主演は、大河ドラマおよびNHKドラマ初出演の横浜流星。ほかに渡辺謙、片岡愛之助、染谷将太、高橋克実、宮沢氷魚、小芝風花らが出演。
出演者の一人である、小芝さんの所作がとても洗練されていました。きっと、このドラマ以前からずっと長い間訓練されていたのだろうなと思い、見ていました。その辺も見どころの一つだと思います(^^)/
さて、このドラマのタイトルに使われている「べらぼう」という言葉。
「聞いたことはあるけど、使ったことはない」という方が多いのではないでしょうか?
私もその一人。
意味を調べてみました。
普通では考えられないようなばかげていること、人をののしっていう語。たわけ。ばか。「何をぬかすか、このーが」
とのこと。江戸の言葉はカラッとしていていいですね。いつか使ってみようと思います。
さあ、ドラマの感想はここまでにして、ここからが本題です。
「夜が来るのが怖いです」
という患者さん。
夜中、襲い来る痒みで一晩中眠れないからです。
・・・
大丈夫ですか?話題の転換についてこれてますか?
今から「かゆみで夜眠れない」という人の話しをしますね。
・・・
夜、寝入るまでに2時間以上かかる
夜中、2~3回目が覚める
やっと眠れたと思うのはいつも明け方
これが数日から数週間、あるいは数か月続く方ことも珍しくないのがアトピーです。
こんな感じで初診を迎えると、大体みなさん心が折れています。そういう目・表情をされています。
怖い、不安。
いつまで続くのか?
一刻も早く治したい。
どうすればいいのか?
不安から焦りが生まれます。
焦ると気が上がります。
言い換えると、地に足がつかない。
これでは私の話が通らない。
「あれ?この質問2度目だな・・・」
なんてことも。
それくらい不安でいっぱいになってしまって、こちらの説明が入り込む余地がないということです。
「もうこれ以上眠れないのは辛い」
さて、こんな方に私はなんて声をかけるのでしょうか?
それは、
「2,3か月は眠れない日が続くかもしれません」
です。
ええっ!そんなに?
ショック・・。そんな。。
そっかぁ・・・。
大体皆さんこんな反応です。
数日眠れないだけでも心が折れかけているのに、それを数ヶ月も耐えろと??
なんでこんな残酷なことを言うんだ!
何をぬかすか、このべらぼうが!
こんな声が聞こえてきそうです。
炎症の強い患者さんを診ていると、眠れるようになるのは、やはり時間がかかることが多いです。
その日の施術で眠れるようになることもありますが、そうでない場合も多く、その場合、眠れなかったときの心理的ダメージがかなりのしかかってきます。
なので、「その日の施術で眠れるようになりますよ」と安心してもらうよりも、「眠れない日続くかもしれないから覚悟してね」と腹を括ってもらった方が良いと考えています。
いつ治るか?
いつ眠れるか?
早く治したい
早く眠れるようになりたい
これを思うのは皆当然のこと。
しかし、「期間、時間」に関しては、あまりに人それぞれ過ぎて明言できないのが正直なところです。
アトピー治しには時間がかかるものだ、急がず焦らずじっくり体の土台を育てていこう、と開き直ったほうが、結果的に経過が早いです。
「はやく、はやく」と焦っている人
「どうしよう、どうしよう」と不安な人
「なんで?どうして?」と納得いってない人
そろそろ「腹をくくった治療」はじめませんか?
ではまた。

