ある女性と話していたときに、こうつぶやいた。
「結局自分で治していかないといけないってことですよねぇ」
・・・
ふだん、食事は節制してはいるけど、一度お菓子に手を伸ばしてしまうと、スイッチが入って止まらなくなってしまい、ずっと食べ続けてしまう。
それが何日も続いて、しばらくするとかゆみが増して悪化してしまう。
「少しだけ食べる」
これができない!
0か100の方(笑)
こんなことを繰り返してしまっている。
自分でもそれを痛いほどよくわかっている。
でも止められない。
それを振り返ってしみじみと発した一言が冒頭の言葉。
自分で納得したようにつぶやかれたのが印象的。
よく、改善した患者さんから「おかげさまでだいぶ良くなりました。先生のおかげです」と言っていただくことがあります。
ですが、大前提として「自分で自分の生活を見直す」ということができている方が、そうおっしゃってくれているのであって、それがあって結果的に私の施術が活きてきているにすぎない。そういう意味で、いかにこの意識を持ってもらうかが大事になってきます。
「自分で治す」
こういう意識を持てるようになったのはとても大切な変化です。
今後、彼女の「0か100」が「0か30」とか「10~15」なんて変化になるのでしょうか??
いや、きっとそうなるでしょう!
しばしばこういう質問を受けます。
「先生、食欲が治まるツボってありませんかね~??」
私の答えはいつも同じ。
「簡単ですよ♪やめればいいだけですから♪」
・・・
残酷。