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嬉しかったひとこと

「先生のおかげで結婚式でドレスを着ることができました」

・・・

先週結婚式を無事終えられた女性から頂いた言葉。

とてもうれしく感じた一言です。

通い始めて約一年くらいの方。

最初に来たときは、全身の掻き傷がとても目立つ状態で、主な訴えは、かゆみをなくしたい、夜眠れるようにしたい、というものでした。

半年経った辺りで、かゆみは落ち着いていました。

仕事が忙しい時期になると、少しかゆみが出るくらい、という状態。

 

どの状態まで体の状態を上げるのか?という問題は人それぞれです。

「かゆみがなくなれば、多少傷跡が残っていても、何も問題ない」という人は、この辺で卒業になります。

一方、かゆみがなくなってももう少し通い続ける方もいます。

その理由は「傷跡や色素沈着を改善させたい」というものです。

痒みがなくなった彼女も、さらなる要望をかなえるため、通い続けてくれてます。

彼女の具体的な要望は、

「結婚式で、背中の開いたドレスを着たい」

というものでした。

背中の開いたドレスを着るということは、肌を露出させるということなので、傷跡や色素沈着の目立つアトピー女子としては、とても気がかりな案件です。

しかもこの方は、学生のころから色素沈着がひどく、肌が黒いことをとても気にしており、美容皮膚科に通ったり、自分でいろいろなことを試したけど、何も効果がなかったという経験をお持ちです。

 

痒みは落ち着いた段階で、そんな中で決まった結婚&結婚式。

「最悪、ボディメイクしたらいいとは思ってるんですけど、でもなんとか、背中の皮膚の色、どうにかきれいになりませんかね~?」

「やれるだけやってみましょう」

こんな感じで、色素沈着を薄くするべく、彼女と私の美白ミッションが新たに加わりました。

色素沈着が、黒いだけでなく、まだら模様というか、均一でない感じのムラができた状態です。

なるべくコントラストがなくなるように、均一なグラデーションになるように工夫しながら施術を進めていきました。

そのかいあって、結婚式当日に、メイクさんから「これなら目立たないから、メイクも必要ないですよ」といわれたそうです。

「本当にここのおかげです」

嬉しそうに、そういっていただけて、私としてもとてもうれしかったです。

彼女にとっては、過去に試したあらゆる美容関連の対策よりも有効だということなので、やっぱり鍼のポテンシャルって、すごいなというか、ありがたいなと思いました。

色素沈着に悩んでいる方は女性だけでなく男性も意外と多いのですが、やはり同様に鍼灸は有効だと感じます。感じます、というか写真でお見せしながら経過を進めていくので、確実にご本人も「あ、良くなってる」とわかります。

どっちがビフォーで、どっちがアフターかわからないような、怪しげな美容広告よりはわかりやすい経過写真が撮れると思います(笑)

お困りの方は、鍼を選択肢に入れたらいいと思います。

というわけで、嬉しかったひとことでした。