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アトピーを完治させるために必要な、最初の1歩とは?

アトピーを改善させるために必要なこと

アトピーを完治するためにまず必要なこと。それは、

「なぜ自分はアトピーになったの?」

「どうして自分のアトピーはいつまでたっても完治しないのだろう?」

これを考えることです。

これがとっても大事なことです。

これを大事なことだと思えるかどうか。

「は?そんなこと考えたってべつにアトピーが治るわけじゃないっしょ?とりあえずかゆいところにステロイド塗ることの方が先決じゃない?」

なんて思います?(笑)

でも、

そうやって何年過ごしてきました?

って話です。(うわぁ。嫌味な言い方、御免なさいね🙇)

ステロイドだけでは治らないアトピーもある

アトピー症状がひどくると、「あー痒み強くなってきた。ヤバイ、ステロイド塗ろう」とか「乾燥して皮膚が痛くなってきたな…保湿しておこうか」など、何かしらの対策を立てますね。

しかも無意識に!

かゆい→ステロイド
乾燥→保湿剤
治らない→いつまでも

もうこの流れがエンドレスリピートされているはずです。

確かに、ステロイド塗るだけで完治しちゃう人も存在しますし、保湿剤でグンと良くなる人もいます。その逆の、脱ステし、脱保湿して良くなっちゃう人もいます。

でも、少なくともあなたの場合は違います。だからこのサイトにたどり着いたわけですしね。

そしてこの、「あなたの場合は」の部分が曲者でして(笑)

じゃあ、私の場合は何が違うの?

となるのですが、ここから先の行動がホント人それぞれなんです。

「私のアトピーが治らない、他の人との違いは何だろう?」

こう考えた後、

「やっぱわからん!」

とすぐに考えを放棄する人がいます。

論外。救う手立て無しうわっ、口がスベッた!

数年前、20歳にもなって母親と一緒に治療に来たアトピーの男性がいました。

しかも、問診で本人が答えず、すべて母親が答えていました。

問診中、本人に思わず聞いてしまいました。

「あの、、治す気は、、あります?、、?」

と(笑)。

こんなことを聞いたのは初めてでした。だってみなさん、そりゃもう必死で、うつむきながら、なるべく自分の顔を見られないように、目を合わせないように、それでも一生懸命しゃべってくれます。それを乗り越えてきてくれているのですから、そんな愚問が出てくるわけないじゃないですか。

本人は「治す気はある」と言っていましたが、あまりにこちらの説明が響かなかったので、手ごたえを全く感じず、無力感にさいなまれたのを覚えています。

施術直後は顔の赤みが引いて、お母様も「あら、赤味引いたね」とおっしゃっていましたが、「自分がなぜアトピーなのか?どうしたらなおるのか?」考えることを放棄していたので、こちらとしてはできることが何もありませんでした。

そういう意味で、救う手立て無し!という事です(笑)。

「わたしも『救う手立てがありません』なんて言われたらどうしよう!」
ご安心ください(笑)こういう方は実際多いのかもしれませんが、鍼灸一陽へ来る方たちは、どうにかして治したくて、わざわざうちを見つけて、遠くから時間をかけてやってきてくれるので、こういう人は1%もいません。というかこの人だけだったんじゃないかな。あなたがこのサイトを自力で発見してくれたのなら、救う手立ては絶対に見つけ出します!

さて、じゃ、次いきましょう。

「私のアトピーが治らない、他の人との違いは何だろう?」

こう考える人もいます。

「考えてもよくわからないわ。でもとりあえずまだ試したことのない、食事療法を試してみよう。そういえばアトピーには〇〇という食材がいいとこの間テレビで言っていたな、帰りに買っていこうか。あ、そうそう、あそこに書いてあったアトピーのサイトに〇〇という商品が肌にとてもいいと言っていたな、しかも体験者の言葉もあって、それもなんだかとてもよさそう♪それも注文して、、あ、漢方も一緒に始めてみよう」

と、このように考える人。

この人たち。惜しい!(またも辛口!

何が惜しいかというと、良い点と惜しい点があります。

良い点!
・今までと同じことをしても自分のアトピーが良くならないと自分でわかっていること。

・新しい方法を探し続けていること。

です。つまりアトピーを治すことに積極的なのです。たぶん心の中では何度も折れていると思うのです。でもそれでも何とか良くしたい、何か良くなる方法があるはず、とアトピー完治をあきらめていない、強い人です。

惜しい点!
・テレビやインターネットの情報を鵜呑みにしている可能性が高い。

・鵜呑みにしている情報なので、何回か試してかゆみが変化しなければ、「ちょっとよくわかんなかった」と言って次にこんどは、怪しげなサプリを通販で購入してしまう可能性が高い。(偏見アリ!)

そして、かゆみが変化しないだけならまだマシで、かゆみや赤味が悪化して、ジュクジュクと浸出液まで出てきたとしたら、今度は「何が悪かったのか・合わなかったのかがわからない」という、笑うに笑えない現象に陥ってしまう恐れがあるのです。

「アトピーに良い」といわれるものを全部一緒に試してしまうことの弊害

色々考えてあれもこれもと試しているうちに、全部一緒にやってしまう事って、実はよくあることなんですね。

では、なぜ全部一緒にやってしまうのか?

なぜだと思います?

不安だから?

早く治したいから?

全部一緒にやったら早く治りそうだから?

全部その通りですよね。

早く治したくて、でも何をやっても治らないから自分ではよくわからないし、だれも詳しい説明なんてしてくれないから、不安になるし、その不安な気持ちを家族の人はわかってくれないし、だったら良いと言われているもの全部やっちゃえ!ってことなんですよね。。

でも、何がよかったのか?何が良くなかったのか?を見極められないと、次につながらないのです。

そうやって良いと言われるものを次から次へとどんどん試して、気づいたら何も変わらず何年もたってしまうんです。

だから「こうこうこういう理由で良かった、良くなかった・悪化した」という考察が必要になるのです。

だから、不安な気持ち、早く治したいという焦った気持ちを抑え、考えるのめんどくさいけど、一つずつ整理してクリアしていく必要があるんです。

アトピー対策に有効な手段を探す前に、やるべきこと

そういう意味で、

「なぜ自分はアトピーになったの?」

「どうして自分のアトピーはいつまでたっても完治しないのだろう?」

がまず必要になってくるんです。

アトピーを完治させるうえでまず必要なこと。

それは、

ステロイドを塗ることではありません。

脱ステロイドをすることでもありません。

保湿をすることではありません。

脱保湿をすることでもありません。

食事を変えることでもありません。

断食することでもありません。

どうしてアトピーが起こるの?

なぜ、私のアトピーは治らないの?

・・・

「なぜ?」「どうして?」

ここをまずは考えることなのです。

ここを考えないと、アトピーはいつまでたっても治らない。

ここを無視して、鍼だけしていてもやはり改善は難しい。

「何をすればアトピーは治るの?」という「方法」を探す前に、、、

「どんな薬を使えばかゆみは収まるの?」という「くすり」を探す前に、、、

「どのツボに鍼をすれば治るの?」という「ツボ」を探す前に、、、。

あれやこれやと、「探すこと」よりも前に「なぜ?」「どうして?」を理解しましょう。

ここをしっかり納得することができたら、あなたの先に道が開けます。

ぜひ「考えて」みてください。

「考えたけどよくわからん」という人は、一緒に考えましょう。何かお役に立てるはずです。

 

編集後記
先日、浦和駅東口駅前の、自転車進入禁止区域を歩いてコンビニに向かって歩いていたら、自転車を乗り入れてくる男の人にぶつかりそうになって「ちゃんと見ろよ」と言われました。。。「おまえや!」と、言わずにコンビニに入りました。。。「おまえや!」