「薬も保湿剤の塗らないでよくなるなんて、奇跡的です」
アトピーに悩む、ある50代女性から頂いたお言葉です。
中学生のころからステロイドを使用しており、21歳で入院、現在も埼玉から仙台まで毎月病院通いをするという状態で初診にいらした方です。
「よくなった」
というお言葉をいただくまで、治療開始から10か月とだいぶ時間がかかりましたが、ここへきて加速してよくなってきたところです。
何をしてもよくならなかったので、何をしなくてもよくなっているという現実が驚きとのことです。
ここまで来るのに、決して順調ではありませんでした。
「先生、全然よくなりません。」「変わらないです」
毎度毎度言われ続けました(笑)
「何言ってるんですか、赤味めちゃくちゃ引いてるじゃないっすか!!」「ほら、写真で見たって変わってるじゃないですか!!」
「いやでも、かゆいんですよー」
こんなやり取りを毎回毎回行っていました。
そういう過程があっての「よくなった」「楽になってきた」という、ご本人からのお言葉なので、
やっと、体の状態と自覚の感覚が追い付いたんだなと、感慨深いものがあります。
この方は、とにかく続けて来ていただきました。それが良かったことは間違いないです。
病を改善させるのに、焦りやイライラは禁物です。
よくなろうが、変わらなかろうが、それでも淡々と続けていると、この方のように、ある時急に加速してよくなってきます。
これからもさらなる良化が加速することと思います。
どこまでよくなるか、楽しみですね(^^♪