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砂糖の食べ過ぎはアトピーに良くない

立春をとうに過ぎ、2月も後半。

気温が急激に上がり始める日がちらほら出てきたころのお話です。

とある20代の患者さん。

顔や首、体幹のかゆみがだいぶ引いてきたところ。

「だいぶ楽になってきたんですけど、今度は足首周辺がかゆくなりました。どこかかゆみがなくなると、どこかにかゆみが出るんですね」

なんてことをおっしゃった。

アトピーは一直線に右肩上がりでよくなっていくようなものではないので、こういう経過はよくあることです。

全体としては症状はマシになってきているので、「焦らずやっていきましょう」というところです。

 

そういうわけで、早速その日の治療開始。

一本目の鍼を刺した時に、こう思いました。

「んっ?いつもと違うな」

2本目の鍼をしたとき、こう思いました。

「あ、やっぱり違う。・・・さては、、、食べたな?」

そう思うと同時に口から発した言葉が以下。

「前回来てから、砂糖かなんか食べる量が増えてません?」

すると、患者さんはこういいました。

「あ、そうなんですよ。ここ3日位、食欲が爆発して、甘いもの結構食べたんですよ」

「やっぱり」という感じ。

毎日アトピーの人に針を刺していると、刺したその感覚で前回と比べてどうか?という比較をすることができます。

この患者さんは、治療を重ねるにつれ、だんだん刺した感覚が、良い感覚になっていました。

引っかかる感じがなくなって、気持ちよく体に鍼が入っていく感覚があったのです。

もちろんそれにともない自覚症状も、良性方向へ変化しているのを実感していました。

そんな中での、刺し味の変化。

明らかに停滞している感覚の刺し味。

刺していて、あまり気持ち良く鍼が通らない感覚。

こういう、いつもと刺した感じが違うときは何か、体内で変化が起きているときです。

今回はまだ強い悪化症状は出ていませんが、このような体の状態が続くならば、ちょっと危険です。

つまり、近い将来、赤味やかゆみがぶり返す可能性があるということです。

 

「わかるもんなんですね」

患者さんは言いました。

やはり、甘いものはうまいです。

いままで口にしてきたものを突然やめてしまうなんてことは、一気に人生を変えてしまうようなものなので、反動が出ることがあります。

それくらい、食を変えることは大変なことです。

今回の方のように、「一番つらい時期を超えて、ほっとしたあたり」に、「ちょっとくらいならまあいいか」と「少し」だけ食べてしまいます。

そして、その「少し」だけを「最近肌の調子がいいから、まあ、いっか」と連続して繰り返すことになります。

そしてそして、その状態で、うちに来ることになります。

そしてそしてそして、うちにきて「食べてますな」とヨシダ警察官に尋問されます。

「お前のツボは、罪を認めてるぞ。観念せいっ」ってかんじでしょうか。

「そうか、ツボが喋ってしまったのか。。。もう言い逃れできない。。」

それで、あっという間に、白状します。

「・・・たべました・・・」

ほどなく逮捕です。

懲役(砂糖)三ヶ月です。

「はい、現行犯逮捕。今日から三ヶ月砂糖禁止の刑に処す」

三権分立なぞクソ食らえ、一人三役で完全独裁ヨシダ政権が強引に判決を言い渡します。

とまあ、こんな流れです(笑)

大体皆さん、少し良くなると好きなお菓子などを食べます。

「たべたでしょ?」「もうちょっと減らした方がいいですね」

と、いやらしく追及しますが、わたしの内心は「気が緩んでくる程度にはよくなってきたな」と喜んでいます。

こういう経過をたどる人が多いからです。

そういう経過をたどる人が、ここでまた褌(ふんどし)を締め直して、やがて卒業していくことがわかっているからです。

ゴールが見えてくるのです。

だからうれしいのです。

でもそのうれしさをひた隠しにして、ここでもう少し頑張ってもらうように、監視を強めるのも私の役目だと思っています(^^♪

こうやって、緊張と弛緩を繰り返しながら良くなっていきます。

この方も、もう一段良くなることでしょう。

そして、そのころにまた、ヨシダ警察官が活躍するでしょう(笑)

というわけで。

「砂糖の過剰摂取は体を悪くする」という事実を、科学的でなく、鍼灸師的な視点でとらえたお話でした。

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