やっぱりご飯を減らせってことですか?
あるアトピー患者さんの胃のツボを見て、「食べ過ぎですねぇ。食べる量減らした方がいいですよ」
とお伝えしました。
それから二ヶ月くらいたったある日、こんなことを言われました。
「ここ二週間くらい、ご飯の量を減らしてるんですけど、そしたらなんか、手の症状がマシになってきたんです。やっぱりこれって、ご飯を減らせってことなんでしょうか?」
私は答えました。
「そういうことになりますよね♪」
患者さんは言いました。
「えー。食べるの好きなのになぁ」
私「・・・(笑)」
患「結果出ちゃってますもんねぇ。やるしかないかぁ」
食べるの大好き患者さんとの会話ではよくある光景です(^^♪
食べることが大好きで、食べる量を減らしたくはない。
だから自分の手のアトピーがいつまでも治らない理由を「食べ過ぎ」であるとは認めたくない。
しかし、減らしてみたら、手のかゆみが楽になってる・・・
ああ、楽に、なって、しまった…
食べる幸せをとるか、皮膚がきれいになる幸せをとるか。
究極の選択ですね(笑)
現代人は食べ過ぎです。特にアトピーの人は食べ過ぎです。
正確に言うと、食べている量自体が多いか少ないかではなく、食べている量に対して、胃袋が処理しきれる量を超えてしまっているということです。
食べる量を減らすと、最初のうちは物足りない感じがしますが、それもしばらくすると落ち着いてきます。見せかけの食欲だということに気づきます。
みなさん、少ない食事量で幸せを感じられるようにしてくださいね。
すると、この方のように、(あ、この人は、幸せじゃなかったか・・・)かゆみのない幸せが訪れますので。