アトピーで悩んでいる方に、アトピーを治すためにぜひ身につけてほしい習慣があります。
それは何でしょうか。
その前に考えなければいけないこと。
それがこれ↓
アトピー患者さんにはどんな共通点があるでしょうか?
あなたは何だと思いますか?
それは、「鈍い」ことと「頑固」なこと
です。
ん?
鈍い?頑固?
「アトピーの人は鈍くて頑固だってこと?じゃあ私も鈍くて頑固だって言いたいわけ?」
「なんだかこのブログ感じ悪いな」
と思ったあなた、その通り。
今日のブログはアトピーで悩んで落ち込んでいるあなたにとって結構辛口で行きますね。
こういう表現に腹を立て、傷つく人がいるかもしれないと思います。
でも、決してアトピーで苦しんでいる方・悩んでいる方を否定する為に使っている言葉ではないという事だけは申し上げておきますね。
少しでも良くなってもらうため、オブラートに包まずストレートに申し上げることを、たまにはしなきゃいけないんじゃないかということです。
優しさだけじゃ治せないアトピーもあるんです。
「大丈夫です。治りますよ」という言葉も大事です。だけど、
「そんなんじゃ治らないよ!もっとこうしてああして!」という指摘も、しないといけないときがあるんです。
この内容の大切さに、少しでも気づいてくれる方がいればと思って書きます。
本気でアトピーを治したい人には素直に響くと信じています。
で、鈍いと頑固について。
鍼をすると、身体が良くなります。
硬かった部分が緩み、熱っぽかった部分は落ち着き、冷えていた部分は温まってきます。
人によっては1回の治療で赤味が大分軽減されることもあります。
でもアトピーの人は、この身体の良性変化を自覚できない人が多いです。
パンパンだった肩こりがゆるゆるになって、「だいぶ緊張が取れたのわかります?」って聞いても、「え?そうなんですか?」っていうやり取りは決して珍しくありません。
鏡を見せて「赤味が引いたのわかりますか?」と聞いても、「ふーん」という、なんだか興味ない空気すら漂うことがあります(苦笑)
それだけ自分のカラダに対するセンサーが低下しているという事です。
からだに起きる不調というのはある種のサイレンです。
色んなサイレンがありますね。
痛みというサイレン。
だるさというサイレン。
肩こりというサイレン。
そして、かゆみというサイレン。
アトピーの方はこのかゆみのサイレンが常にけたたましく鳴り響いているので、ちょっとした体の変化、センサーの変化には気づけないのです。
かゆみサイレンがうるさすぎて、その他の小さいサイレンやちょっとしたセンサーの変化なんて気にもしない・意味もないといったかんじです。
「かゆみ」というサイレンにも、そのサイレンの音の大きさというものが段階的に存在します。
つまり、ものすごく痒いのか、少しだけかゆいのかという違い。
痒みにも段階があるんですが、アトピーがひどくなると、これに対する認識も大雑把になってきます。
「かゆい」か「かゆくないか」
という、ただこれだけの感覚しか持っていない方がいます。
「調子はどうですか?」と聞くと、「かゆいです」「変わりません」と答える人が結構います。
かゆくて痒くてたまらない。夜も眠れないという状態でも「かゆい」し、
1か月前と比べて3割痒みが引いていたとしても、「かゆい」
3か月前と比べて5割痒みが引いたとしてもやっぱり「かゆい」
もう全部「かゆい」という表現だけ。
でも、これってかゆみは減っているし、変化していると言えますよね?
「かゆみがゼロか否か」
ゼロ以外はすべて「かゆい」とのみ表現してしまうこの語彙の少なさは同時に、感性の鈍さを表しています。
この感性の鈍さは命取りです。
せっかく3割痒みが減ったのに「かゆい」「変わらない」を頭の中で唱えてしまうと、脳がそう認識してしまいます。
回復しようとしているカラダを、あなたのアタマが邪魔してしまうんです。
せっかく改善した3割の方に目を向けてあげてほしいのです。
3割痒みが減るって大きなことなんだという事を認識してください。
7割残った痒みの方がつらいことはわかります。
「だってまだかゆいもん」
その気持ちはよくわかる。
でもそれでもあえて注意したい。
「良くなっている方に目を向けて!」
「良くなっている部分を良くなっていると認識して!」
「脳に、『アトピーが改善している!』という事実を刷り込んであげて!」
と。
いいですか?
3割痒みが減るってことはですよ?
あなたは新聞の折り込みチラシとか見ますか?
スーパー特売のチラシとか入っていますよね?
一度くらいは見たことありますね?
もしスーパーのチラシで3割引きの商品があったとしたら、それって赤丸ついてません?
「本日の目玉商品!」
「限定〇名様限り!」
なんてデカデカと載っけてますでしょ?
夕方のスーパーで「3割引き」っていうシールが貼ってあったら、「ラッキー!」って思いますでしょ?
3割痒みが減るってことは、スーパーの赤丸目玉商品並みの価値があるってことなんです。
あなたの身体は赤丸目玉商品なんです。
今のあなたにとって、3割程度のかゆみ軽減は全く変わってないことと同じかもしれない。
でもそれはあなたのアタマの感覚であって、もっとアタマの働きを落として、静かにカラダの方に意識を集中すると、その3割の変化が、より大きく価値のあるものだと気づくことができます。
「あ、変わってるかも私!」
「少し傷が減ったんじゃないかな?」
「ジュクジュクが減ったかも」
・・・
「~かも」
最初はこんなもんです。
この「~かも」をどんどん積み重ねていってください。
それがだんだん「まちがいない!」という確信に変わります。
「~かも」という声はすごく小さいものです。
うっかりすると「でもやっぱり、かゆい・熱い・赤い」という大きなサイレンにかき消されてしまいやすいです。
だからどうか、耳を澄まして、この小さな声を丁寧に一つずつ救い上げてください。
小さな芽ですが、確実な変化です。
変化と言えるほど大きなものではありませんね。
まだ「兆し」の段階です。
その小さな光を遮らず、見守ってあげてください。
やがてまぶしい位に明るくなるはずです。
「ちょっとマシ。でもまだかゆい」
「まだかゆい。でもちょっとマシ」
同じ言葉を入れ替えました。
このちょっとの言葉の使い方には雲泥の差があります。
この違いが分かるなら、あなたのアトピーはきっと良くなるでしょう。
あなたの中に萌した光が、これから大きくなるのか、それとも立ち消えるのか。
いつまでも光を遮るようなことをしていては変われません。
言葉というものには、すこぶる強烈な暗示力があるのです。
言葉遣い1つで、自分の生きる世界が良くも悪くもなるのです。
どんなにしんどい状態でも、できるだけ心と言葉の積極性は失わないようにしてください。
人生は観念の力で決まる部分があります。
思い込みの力です。
独断と偏見によるポジティブな言語化が自分の人生を良い方へと形作るのです。
習慣は第二の天性ともいわれます。
言葉の習慣はとても大切なこと。
ぜひあなたの中の鈍さと頑固を取り除いて、繊細な感性と柔軟な心を持ち、ポジティブな脳内言語を思い浮かべ、アトピー完治への土台を作ってください。
編集後記
今日のブログ最後まで読んでくれてありがとうございます。ちゃんと真意が伝わればいいんですが。。。「鈍い」とか「頑固」とか、やっぱ辛口ブログは胃が痛くなります(笑) だって俺も好かれたいじゃん?にんげんだもの?嫌われたくないじゃん?にんげんだもの? (*´з`)
ー編集後記しか読まない方へ記事の要約ー
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