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院長あいさつ

アトピー治療に力を入れている理由

はじめまして。埼玉県さいたま市浦和区、アトピー専門の鍼灸一陽・院長の吉田裕相(よしだゆうすけ)です。

私自身はアトピーではありませんが、鍼灸学校に入った最初の頃、季刊誌でたまたま見つけた論文が「アトピー性皮膚炎」でした。そこには鍼灸で当たり前のようにアトピーが改善されている報告が掲載されていました。

入学当初、「鍼灸は肩こりとか腰痛・坐骨神経痛に効果のあるもの」という認識で、その他の疾患に対しても有効だなんて考えることすらなかったので、「鍼灸でアトピーが治る」という事に強い衝撃を受けました。

そういうこともあり、「卒業したら、アトピーのような難治性の症状を鍼灸で改善できるようになりたい」という思いで日々勉強し、毎月セミナーに出かけ、学術を積み上げてきました。

臨床家になって10年。まだまだですが、鍼灸一陽を頼ってきてくださる方全員に、少しでも多くの人に楽になって頂けるように、これからも日々勉強していくつもりです。

体を変化させるパワーが鍼灸にはある!

鍼灸は、本当にすごい治療法です。からだを変化させるパワーをものすごく秘めています。食事を変えても、薬を変えても、運動しても、何をしても症状が変わらないのは、からだが変化していないからです。

アトピーを治す上でまずしなければいけないことは、「体を変えること」です。

その身体の状態を変化させるのに最も有効な手段は鍼灸以外ありえないと考えています。だって、身体に鍼が入るんですよ⁉何かが起きないわけがないと思いませんか?しかもそれが皮膚を貫いて行われるわけです。どう考えたって皮膚の循環状態に変化が起こるはずです。

鍼灸とアトピーは非常に相性の良い組み合わせです。一陽の鍼灸はアトピーを治すことに特化しています。しかし、一体なぜアトピーに専門特化したのでしょう?これは正直自分でもよくわかりません(笑)

治せなくて、悔しい思いと無力感を強く感じた症例がアトピー

ただ、治せなくて一番悔しく、無力感を感じたのがアトピーの症例だったのです。

だから一番勉強したのもアトピー。

アトピー患者さんの力になれないことが続くと、「俺は何のためにこの資格を取ったのだろう」と自分の存在価値を疑ってしまいます。

患者さんから貴重なお金を頂きながら、何の変化も出せない自分に、非常に失望することもしばしば。

患者さんに対しても、希望の芽を摘み取ったことに対して申し訳なさがこみ上げてきます。

こんな思いは自分にも患者さんにもさせてはいけない。

毎月様々なセミナーに出て技術と知識をレベルアップしています

鍼灸師の存在意義は、病に苦しむ人を癒すことです。

そのために今も勉強を続けています。

毎月どこかのセミナーに出かけ、技術と知識を持ち帰っています。ひどい時は、平日治療院の営業を休んでまで出かけています(笑)なので、たまに電話がつながらないときがあるのですが、「あ、サボってるな」と思わずに、「お勉強で電話に出れないんだな」と思っていただければと思います(笑)

とにかく、少しでも効果を高めるために、鍼灸だけでなく、漢方も勉強しましたし、整体も学びました。もちろん西洋医学的な知識も常に仕入れています。どんなものでも貪欲に吸収してきました。どうしたら良くなるか?いつもそればかりを考え、追い求めています。

知ってるだけじゃ変わらない

確かに西洋医学的な解説や情報は非常に有益ですが、「それを知ったところで現状が変わるわけじゃない」というのがいつも思うところです。うちに来る患者さんでもアトピーについて、よく知っている方が多いです。でも、たくさん知識があるその患者さんもやっぱり治っていない。

知ることは大事だけど、知ってるだけじゃ変わらない。
どうしたら変わるのか?
それはもう鍼灸しかないでしょう?
というわけです。

しっかり、体を変えることです。

アトピーの事を知るよりも、自分のカラダの事を知ろう

あなたは自分のカラダの事を知っていますか?
あなたの身体の情報はネットには転がっていません。

まずはしっかり自分の状態を確認しましょう。
どういう対策・処置をするのかはその後です。

アトピーについての知識をため込むよりも、自分のカラダの状態を知ることが大事です。

正しい呼吸、できていますか?

たとえば、あなたはどういう呼吸をしていますか?正しく深呼吸できていますか?深呼吸した時に、体が大きく膨らむようなら、正しい深呼吸ではありません。

正しい呼吸ができていないという事は、毎時毎分毎秒と、ずっと体に負担がかかってしまうことになります。もし呼吸が正しくできるようになれば、毎時毎分毎秒と、体は楽になっていくのです。

だから、自分のカラダを知るという事はアトピーを治す上で、とても大事なことなのです。

一陽では、全身のツボをチェックし、あなたの身体について詳しく観察し、その情報をお伝えしています。疑問や質問があれば、その都度すべてお答えいたします。

早くアトピーを卒業したい。そう思っているあなたにとって、ここ鍼灸一陽が最後の砦となれるよう、精一杯みさせていただきます。

院長データ

趣味は登山とカメラとマンガと植物。申年蟹座A型犬派。

小中高大とサッカー漬けの日々を送りますが、途中で大学を辞めます。

武蔵野美大という小平にある学校で建築設計を学んでいましたが、「自分にとって建築は、見るものであって自分が建築物を設計するのは違うな」と、建築家としての将来が全く想像できなかったので、人生設計を書き直します。

私には建物の構造より人体の構造の方が、はるかに魅力的で飽きない面白さがあったので、まあこれでよかったと思っています。今となってはこれ以外のお仕事は考えられないほどに、大きなものとなっています。

・好きな建築 投入堂(鳥取)
・よく行く山 丹沢
・愛用カメラ SONYα
・好きな漫画 BLUE GIANT
・性格 淡々としている、とよく言われる。B型でしょう?とよく言われる(A型)。
・小中高大とやっていたサッカーは、キャプテンか副キャプテンばかりやらされました。
・そして、ポジションはディフェンスでしょう?とよく言われます(当たり!)
・朝型人間、というか夜が苦手人間。
・将来の診療時間は朝6時~14時、という8時間労働にしたいと思っている。
・希望の人は朝早く来ていいですよ(笑)

免許

持ってる免許は、はり師ときゅう師 の免許のみ。車の免許もバイクの免許も調理師免許も持ってません(-.-)

使命

一人でも多くの、アトピー患者さんを救う事。

鍼灸一陽の名前の由来

鍼灸一陽の「一陽」

これは中国の古典「易経」の中にある言葉です。

易経は占いの本だと思っている方も多いと思いますが、陰陽という概念で森羅万象の変化の法則を説いた、古代中国の哲学、宇宙観の集大成のような本です。

とても難しく、まだまだ読みこなせませんが、その中にこの言葉があります。

この「一陽来復」は「冬至」を意味しています。

「冬至」はご存じの通り、一年で一番昼が短く、夜が長い日です。

逆に言うと、この日からだんだんと日が伸びてくるということです。

つまりこの日は、夜である「陰」がもっとも多く、この日を境に、陰が減ってきて、太陽の光である「陽」がだんだんと増えていきます。

「一つの陽が復たやって来る」という意味で「一陽来復」といい、「福」ではなく「復」の字を使います。

でも、意味合いは「福」に通じる感じがあります。

私はこのことばを知った時に、吉兆、萌芽、光、朝日、門出、はじまりなど、「希望」というような明るい意味、言葉が浮かびました。

どん底から這い上がる。

悪いことばかりじゃない。

良いことも必ずまためぐってくる。

冬が来れば春も来るし、止まない雨がないように、治らぬ症状というのもない。

自分の治療が、患者さんにとっての「一陽来復」その日、その時、その治療によって、ほんの少し、例え指一本でも、楽になってもらえたら・・・

その日を境に「あきらめていたけど、もしかしたら治るかもしれない」という、「陰」から「陽」への希望を抱いてもらいたい。

「冬至」を過ぎた後、「小寒」「大寒」と寒い日はまだまだ続くが、確実に、「陽」の兆しは見え始めている。

まだまだ辛い症状はあるけれど、でもそこには引きずられないように、良くなってきているところもある。

今までよりは動けるようになってきた、眠れるようになってきた、楽になってきた・・・確実に体は良くなってきている。何とかなるかもしれない!暗い気持ちに光を差し込むたった一つの陽光。

皆様に希望を持ってもらえるような治療家になりたい。治療院を作りたい。

そんな意味を込めて「一陽」の名を入れました。

以上で自己紹介を終わりにします。長々とお読みいただきありがとうございます!